2021年には美容院の「ステマ疑惑」も…

「三田さんが活躍しきれない背景には、『100万円話』のような少々鼻につく発言があるかもしれません。たとえば家が老舗の料亭ゆえ、小さいころからおやつは和菓子が多かったそうで、『ブラックサンダーを大人になって初めて食べて感動した』という話では、金持ち自慢と受け取られたこともあります。さらに、昨年のファッション誌『VERY』のインタビューでは、親に敷かれたレールに葛藤を感じて高校時代にアメリカへ留学した話や、夫や家族のサポートで長期出張に行けたエピソードなどを語っていたのですが、『庶民がこれ読んでもなんの参考にもならない』『共感しない人もいるってわかってるかな。自虐自慢する人周りにもいます』など、ネット上では冷めた意見が見受けられました」(同)

 一方、2021年のフジテレビ女性アナウンサーのステマ騒動の影響を指摘するのは週刊誌の記者だ。

「三田を含むフジの8人の女性アナウンサーが美容院で無料サービスを受ける代わりに、SNSで宣伝していたと『週刊文春』が報じました。彼女はほかの7人とは違う美容室を利用しており、決してステマはしていないと正式に反論コメントを出しましたが、そのときのコメントも一部では“無料サービス目当ての浅ましいことはしない“と主張しているように感じる人もいたようです。こうした発言が鼻につくという印象を与えてしまった可能性もあります」

 こうしたイメージがついてしまうと、中高年の女性が見る情報番組や、バラエティーでの躍進は厳しいかもしれない。

 だが、「彼女の真面目さが今後の武器になっていく可能性もある」と言うのは民放の情報番組制作スタッフだ。

「フジテレビ時代の三田さんは実はとても勉強熱心で、スタッフの信頼は厚かったようです。現地取材に率先して足を運び、オリジナルのメモ帳にびっしりと調べたことや取材したデータが書かれていたとか。このノートは、情報番組の担当に抜擢された際、2時間の生放送の中で1回も発言できないことが続き、無力感にさいなまれた経験から作ることになったといいます。こうした真面目さに加え、彼女の武器になりそうなのがイメージとの“ギャップ”です。たとえば、三田さんは実はかなりの音痴なんです。昨年出演したバラエティーで歌声を披露したのですが、途中で共演者からストップがかかるほどの音痴ぶりでした。SNSでも『三田アナ衝撃過ぎた 放送して大丈夫なんだ!?』なんて声も上がっていました。本来持っている真面目さと隙のあるキャラクターがうまくかみ合えば、再び出演番組が増える可能性はあるかもしれません」

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