メーガンさん(43)の「ウィズ・ラブ メーガン」の番組配信から、10日以上経った。反響は大きく、「私が期待した通り」「光沢があり、洗練されている」などの称賛が聞かれるものの、批判の声が圧倒的に大きい。
【写真】メーガンさんは「お行儀が悪い」 ネットフリックス新番組に批判の声やまず

メーガンさんが料理をするシーンに批判が集中
例えば、「最高の睡眠薬」「狂気の沙汰だ」「ネットフリックス契約よ、さようなら」などなど。批判が特に多いのは、料理のシーンだ。「から揚げ用の生の鶏肉をトレイなどではなく冷蔵庫に直(じか)に並べるのは、いかにも不衛生」「食用花だろうか、サラダの上にかけまくるのは食欲が落ちる」といった声があがる。
また、市販の袋から指で菓子を引っ張り出すとビニ―ル袋に詰め替えラベルを貼ったり、ジャーのふたに麻のリボンを結び、かどをハサミで切って開くと三角形になったのを誇らしげに見せたりしたことにも眉をひそめる人が多い。
さらに、メーガンさんがガス炎のすぐ横でブラウスのボリュームのある袖を振り回す危なっかしさ、高価な複数のブレスレットを垂らして料理する見栄の張り方、皿に浸かりそうな髪の毛に気づかない無頓着さなど、料理以前のマナーや身支度の不備を指摘する人も少なくない。出来上がったスパゲティーを口に入れる前に、メーガンさんは自分の皿に調味料を加え、そのまま立ち食いしたことにも批判の声が集まった。
キッチンでは、子ども向けのおもてなしとして、色とりどりの果物を半円風に並べてレインボー・フルーツと名付けてみせたが、フード・ブロガーのメグ・クィン氏が昨年3月に配信したものと全く同じデザインだったことも指摘されてしまった。行儀の悪さ、盗作ともいえる人まね、食材管理の不行き届きが次々に指摘される事態になってしまっている。
メーガンさんのゲストへの態度も槍玉に

ただ、視聴した人が最も嫌悪感を抱いたのが、メーガンさんの周囲の人への態度だった。番組は8話構成で、それぞれにゲストと呼ばれる友人が登場する。その人たちへのメーガンさんの威圧的な姿勢が見るに堪えないという。
例えば、第1話のメイクアップ・アーティスト、ダニエル・マーチンなどは、自分のこの場での役割はメーガンさんを称賛することと心得ているようで、メーガンさんが強調する「彼とは仲の良い友人関係」などでは全くない。「それが番組をつまらなくしており、見る人に不愉快な思いをさせる」と指摘された。
メーガンさんが何か作ると、マーチンは「豆をこんな風に見せるなんて。まるで緑色の宝石のようだ」と大げさに感嘆する。極め付きは「あなたの食事には思いやりを感じる」だ。メーガンさんとマーチンは主従関係で、メーガンさんは彼が来る前は「親しい友人を迎える準備をするわ」と張り切った様子を見せたが、実際に彼と顔を合わせるとたちまち「イエスマン」を強要、これでは会話が楽しく弾むはずもない。