
お笑いタレントのコウメ太夫(52)が、2月26日放送のニッポン放送「田﨑さくらのStep Up!My LIFE」に出演。2009年から始めたアパート経営の収入について明かした。
コウメ太夫といえば、00年代に一世を風靡したお笑い番組「エンタの神様」(日本テレビ系)で白塗りに着物姿という異色のスタイルで登場し、独特なリズムでシュールなネタを披露する芸風が特徴だった。日常の悲哀を面白おかしく表現し、最後に「チクショー!!」と絶叫する決めぜりふは、多くの視聴者の記憶に残っていることだろう。
そんなコウメ太夫は、芸人としての仕事が減少していく中で、副業としてアパート経営に乗り出し成功しているのだ。
「ブレーク当時にためた資金をもとに5000万円で一棟のアパートを購入し、現在でもその経営を続けています。収入については『(家賃収入は)月35万ぐらい。ローンとか管理費とかかかるので、25万くらい残る』と明かしています。また、地価が上昇したことで、現在の資産価値は約8000万円に達するとのこと。当初はローンを組んで資金調達を行ったが、現在ではほぼ完済の見通しが立っているそう。立地の良さや安定した入居率のおかげで、芸人活動と並行しながらでも収益を確保できる状況を維持しているようです」(放送作家)
コウメ太夫が「堅実」人生を歩んでいる一方で、波瀾(はらん)万丈な人生を送っているエンタ芸人も少なくない。
ムチを持ち、女王様キャラでお茶の間を沸かせたのは、にしおかすみこ(50)。そんな彼女は09年に落語家・春風亭小朝に入門し、「春風こえむ」として高座に上がるようになったが……。
「40代になった彼女を待ち受けていたのは壮絶な介護生活でした。コロナ禍のあおりで仕事がなくなったのを機に実家に帰り、認知症の母とダウン症の姉、酔っ払いの父との二十数年ぶりの同居生活が始まりました。4人で暮らす泣き笑いの日々をウェブで連載し、それをまとめた『ポンコツ一家』を出版。家族との向き合い方や生きることの苦悩が赤裸々につづられ、多くの読者の共感を得ています」(出版関係者)
「エロ詩吟」でブレークした天津・木村卓寛(48)は、現在岩手県に移住し、地元のテレビ番組のMCを務めている。仕事が激減していた時期に、それほど面識がなかったヒロミから「俺の専属ドライバーやってみろよ」と声をかけられたことがきっかけだった。