泉康一
女優に転身した「鳥居みゆき」
「専属ドライバーをしている時に、何の縁もなかった岩手のテレビ局から仕事の依頼があり、ヒロミや家族に背中を押されて移住することを決心したそう。収録がない日はヒロミのYouTubeの編集作業のアルバイトをしていたといい、ここまで面倒を見てくれたことに感謝しきりでした」（WEBライター）
「間違いない！」の決めぜりふでブレークした長井秀和は、その後不祥事を繰り返し、芸能界から遠ざかっていった。しかし、22年の西東京市議会議員選挙でトップ当選を果たし、現在はタレント政治家として活動中。最近出演したYouTubeチャンネルでは、唐突に中居正広の疑惑を暴露する一方で、市議としては西東京市で健康被害が懸念されている有機フッ素化合物（PFAS）の問題などに取り組んでいることを明かしている。
「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん！」のフレーズでおなじみの、ですよ。（49）は、 独自のビジネスとして「謝罪代行サービス」を提供。依頼内容は「プロポーズの遅れ」から「ビジネス上のトラブル」まで多岐にわたり、芸人としてのキャラクターを生かしたユニークなビジネスを展開している。
「アゴものまね」で知られるHEY!たくちゃん（43）は、現在ラーメン店「鬼そば藤谷」を経営。23年9月に渋谷のビル火災で店を失ったものの、同年12月に浅草で新店舗をオープンし、成功を収めている。SNSにはオードリー・春日俊彰やナイツ・塙宣之らが訪れている様子が投稿されており、芸能人からも応援の声が届いているようだ。
「ヒットエンドラーン」などの独特なギャグと支離滅裂なトークで知られる鳥居みゆき（43）は、近年は女優業にシフトチェンジ。昨年は単発出演ながら「離婚しない男 -サレ夫と悪嫁の騙し愛-」（テレビ朝日系）、「特捜9 season7」（同）、「買われた男」（テレビ東京系）、「スメルズ ライク グリーン スピリット」（TBS系）に登場。今年も放送中のドラマ「問題物件」（フジテレビ系）の2話にゲスト出演し、スナックのママ役を演じている。
「昨年公開の『劇場版ACMA:GAME 最後の鍵』では、セリフがまったくないチョイ役で登場。映画のエンドロールで彼女の名前を目にした観客からは『鳥居みゆきが最後のクレジットにいたのに全然気付かなかった』と驚きの声が上がりました。女優としての経験を積んでいければ、ワンランク上の役で起用されていくのではないでしょうか」（映画ライター）
「エンタの神様」出身の芸人たちは、ブームが去った後もそれぞれが自身の特性を生かし、芸人という枠にとらわれない活動をしている。彼らの挑戦は、今でも多くの人を笑顔にしているようだ。
（泉康一）
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