インビクタスゲームもヘンリー王子とメーガンさんに否定的

 何をやっても、批判が集まり、孤立を深める一方のヘンリー王子メーガンさん。退役傷病兵士がスポ―ツ競技を通じて心身の回復を図る国際スポ―ツ大会「インビクタスゲーム」も2人に否定的だ。

2023年9月15日、ドイツのデュッセルドルフで開催されたインビクタス・ゲームズのシッティングバレーボールの試合に到着した王子とメーガン妃、(photo AP/アフロ)

 この大会はヘンリー王子自身が2014年に設立したもので、思い入れは深い。だが、問題はメーガンさんだ。これまで何度か参加したが、いつも不評である。例えば、23年のドイツ・デュセルドルフ大会のパーティーに遅刻すると「子どもにミルクシェークを作っていた」と悪びれず、参加者を唖然とさせた。また、車いすの元軍人らがいる中、超ミニ姿でパレードの先頭を行進する無神経さが嫌悪された。さらに、高価なブランド服を一日に何度も着替え、最高級ホテルを要求するなど、退役傷病兵士が主人公のはずの大会で、私物化が目立つ。退役傷病兵の中からは「王子はメーガンを連れて来ないで」と訴える声が上がる事態になっている。

 メーガンさんは前回、「(この大会に)子どもと一緒に来るのが楽しみ」と話したが、次回は2月8日から一週間余りカナダのバンクーバーなどで開かれる予定だ。だが、状況は彼女に厳しい。今回、メーガンさんは登場するだろうか。

(ジャーナリスト 多賀幹子)

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