現地時間2025年1月22日、ポスト・マローンがオレオとタッグを組み、限定オレオを全米で発売することがわかった。
マローンは、「自分のオレオ・クッキーを作りたいと思わない人はいないと思います。ずっとこのクッキーの大ファンだったので、この話が来たときは本当に信じられませんでした」と語っている。
彼は、“史上最高のオレオ”を目指して開発に取り組み、オレオ初のツイスト・クリーム・センターの商品が完成した。フィリングは、塩キャラメルとショートブレッドのフレーバーが組み合わされており、チョコレートとゴールデン・クッキーで挟まれている。オレオの公式プレス・リリースによれば、“一口ごとにおいしいフレーバーの二重奏が楽しめる”仕上がりになっているそうだ。
マローンは、米ビルボードに対して、「自分の多面的な個性を反映したフレーバーを作りたかったんです。これが自分にとって重要でした」と述べ、「50通りほどの組み合わせを試しました。最近、塩キャラメルにハマっているので、必ず入れるべきだと思いました。そしてショートブレッドが全体の味を調和させて、完璧なツイストになりました。このツイストこそが一番お気に入りのポイントで、オレオにとっても初めての試みになりました。自分がクラシック・チョコレートとゴールデン・クッキーのどちらを選ぶべきか悩んでいたときには、みんなで“両方やればいいじゃないか”と決断しました。楽しい仕事日でしたね」と振り返った。
各クッキーには、ひまわり(スウェー・リーとの同名ヒット曲にインスパイアされたデザイン)や、アルバム『オースティン』や『F-1トリリオン』のアートワークにちなんだピックアップ・トラックなど、マローン自身が選んだ9種類の特別なエンボス加工が施されている。マローンは、「エンボスデザインを決めるのにはものすごく時間がかかりましたが、最終的に過去10年間で最も印象的だったイメージを採用しています。細部に至るまで、ファンのことを考えてデザインしました」と語っている。
マローンにインスパイアされ、オレオは2月上旬から3月31日まで「Taste Twist Digital Experience」キャンペーンを行う予定だ。この中で、自分だけのツイストフレーバーを作る体験ができる。音楽の好みを入力すると、オレオのアルゴリズムが独自のフレーバーコンボを提案してくれる仕組みだ。参加者には、自作フレーバーコンボのパッケージやポスト・マローンのサイン入りポスターなどが当たる可能性もある。
ポスト・マローンの限定オレオは、全米で1月27日に先行販売され、2月3日から一般販売が行われる予定だ。