グローバルXジャパン 取締役(取材時)の松原浩之〈まつばら・ひろゆき〉さん(写真・本人提供)
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 先週に多く読まれた記事の「見逃し配信」です。ぜひ御覧ください(この記事は「AERA dot.」で2025年1月7日に配信した内容の再配信です。肩書や情報などは当時のまま)。

【ランキング表】新NISAで人気の東証ETFベスト25はこちら!

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 東証に上場し、株式と同じように売買できる東証ETF(上場投資信託〈以下、投信〉)は、新NISAの成長投資枠で買える。主要ネット証券5社で買われた東証ETFの人気銘柄ベスト25を掲載したが、買い付け金額で見ると上位15銘柄で人気は「確定」のようだ【本記事はアエラ増刊「AERA Money 2024秋冬号」から抜粋しています】

 東証ETFは「eMAXIS Slim」のような普通(非上場)の投信と違い、個別株のように売り買いできる。「この価格で買いたい」と指値(さしね)をすることも可能だ。

 株式ETFの場合、組み入れ銘柄から支払われた配当はほぼすべて分配金として支払われる点で普通の投信より透明性が高い。コストも高くない。

 商品性という面で普通の投信より優れた点も多いのだが、なかなか人気が出ない。

 ただ、中身をよく知る中〜上級者には支持されている。相場急変時にサッと価格を指定して買いたいときにも便利だ。

 東証ETFは現在、340銘柄が上場している(2024年10月17日現在)。

 その中で主要ネット証券5社の新NISAで買われた買い付け金額でランキングし、ベスト25を表にまとめた。

高配当株50がダントツ

 2位以下を大きく引き離して1位の座を死守したのが「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」。

 買い付け金額は8カ月間(2024年1〜8月/以下同)で150・5億円だった。高配当株はここでも強い。

 なお、普通の投信の同期間(8カ月)の1位は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」で買い付け金額1兆4020億円。ETF、がんばれ。

 日経平均高配当株50に続く東証ETFの2位は「NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty50連動型上場投信」で、84.8億円。インド株への成長期待か。

 3位は「グローバルX US テック・トップ20ETF」。IT系の米国株で強いものを20銘柄組み入れるETFだ。

 銘柄を絞り込んでいるだけにハイリスクだが、直近1年で38.64%と優秀なパフォーマンスをたたき出している(2024年8月30日現在/以下同)。

 参考までに「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の直近1年リターンは24.1%だ。

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「USテック」が優秀