
6年の時を経て、人気番組『ナカイの窓』(日テレ系・午後10時)が27日復活する。レギュラー放送時にゲストMCとして出演していた、陣内智則、山里亮太(南海キャンディーズ)、バカリズム、矢作兼(おぎやはぎ)、近藤春菜(ハリセンボン)、指原莉乃も集結。さらに、新メンバーとしてチョコレートプラネット長田も加わった。芸能界が大きく変わった6年の間に「結婚」「独立」「起業」…など、人生の岐路を迎えた出演者たちが仕事&プライベートのこれまでを振り返り、お互いに気になる質問をぶつけ合う。番組のメインMCを務める中居正広について、過去の注目記事を振り返る(この記事は「AERA dot.」に2024年2月3日に掲載されたものを再編集したものです。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。
【写真】地上波で見ないのに「年収2億円」のお笑いコンビはこちら
* * *
ダウンタウンの松本人志が芸能活動を休止したことで、テレビの世界には大きな穴が空いた。松本がレギュラー出演していた番組のスタッフは、その穴を埋めるべく対応に追われている。
松本が抜けた後の収録でも、何事もなかったかのように進んでいく番組も多かったが、1月28日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)だけは違った。
『まつもtoなかい』は、松本と中居正広の2人がホスト役としてゲストを迎えるトーク番組である。2人だけでやっているトーク番組で1人が抜けるというのは、どう考えても厳しい状況だ。トークが主体の番組ということもあり、その話題に触れないわけにはいかない。そんな中で、1人でスタジオに登場した中居の立ちふるまいは見事なものだった。
独り言をつぶやく中居正広
スタジオセットの扉を開けて笑顔で現れた中居は、少し歩いてから扉の方に戻り、独り言のように「そうか、閉めなきゃいけないんだ」とつぶやいて、扉を閉めた。松本と2人で登場するときとは段取りが変わっている、ということをさり気なく示してみせた。