記憶に残る多くの曲がある中山美穂さん
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 30日放送の「日本レコード大賞」は、亡くなった中山美穂さんに「特別功労賞」を贈ると発表した。AERA dot.編集部が実施し、中山美穂さんの死を悼む声が多く集まった読者アンケートの記事をあらためて紹介する(この記事は2024年12月21日に配信した内容の再配信です。年齢、肩書等の情報は当時のもの)。

【写真】こんなに初々しかった!デビューの頃のミポリン

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 12月6日に亡くなった、歌手で俳優の中山美穂さん(享年54)。1985年のデビュー以降、数多くのヒット曲を発表してきました。そのなかで、もう一度聞きたいという「一曲」は何か、AERA dot.編集部はアンケートを実施。3千超の回答の中から6~10位にランクインしたのは、ドラマの主題歌を中心に80年代の曲ばかり。元気な時代を象徴するようなキャッチーなフレーズで、ファンの記憶に刻まれた名曲が並びました。

 中山美穂さんは、1985年に放送されたドラマ「毎度おさわがせします」で彗星のように現れ、同年の初主演ドラマ「夏・体験物語」の主題歌『「C」』で歌手デビュー。その後も、多くのヒット曲を発表しました。

 今回のアンケートは12月11~16日にインターネット上で実施し、3333人から回答がありました。
 

6位 WAKU WAKUさせて(1986年)

WAKU WAKUさせて(1986年)/ファン私物

「WAKU WAKUさせて」は、フジテレビ系ドラマ『な・ま・い・き盛り』の主題歌。ドラマも好きだったという声は当然多い。

「ドラマの『な・ま・い・き盛り』が好きで、いつも楽しく見ていて、その主題歌だったから」(50代、女性)

「ドラマでの美穂さんの役が私と同じ“かよこ”という名前の女の子だったので、ドキドキしながら観ていました。大好きな曲です」(50代、女性)
 

 ノリのいい曲でみんながドハマりしていたのがわかるコメントも多い。

「朝一お出かけの前にこれを聞くと本当にWAKUWAKUみなぎって一日中元気になれるんです!!!!!」(50代、女性)

「大好きな曲で当時カセットテープ1本まるまるこの曲を録音して繰り返し聴いていました」(50代、男性)

「高校の遠足でディズニーランドに貸切バスで向かう車内、カラオケをしながらの移動で当時アイドルとして活躍されていた中山美穂さんのこの曲を歌った事がついこの前の事のように記憶が蘇ります」(50代、女性)
 

 そして、いまもなお私たちをワクワクさせてくれていた。

「51歳にして初めてのコンサートはミポリンのコンサートでした。今年の4月。『WAKUWAKUさせて』のオリジナルの振り付けを教えてくれてみんなで踊りました。最高の想い出です」(50代、女性)

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みんなで踊った!