後藤真希(写真:つのだよしお/アフロ)
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 11月29日に3年ぶりとなる写真集「flos」(講談社)が発売された、歌手でタレントの後藤真希(39)。同写真集はモーニング娘。でデビューしてから25周年を記念した作品で、“自分自身をほどくリラックス時間”をテーマに大胆カットも掲載。先行公開された写真は反響を呼び、発売前に重版が決定するなど話題を集めている。

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 2021年に発売された前作の写真集「ramus」(同)もロングランヒットになった後藤。1999年よりモーニング娘。の3期メンバーとして活躍し、かつては人気アイドルとして一世を風靡したが、2012年から2014年まで芸能活動を休止し、2019年には「文春オンライン」で不倫が報じられ、世間を騒がせたこともある。紆余曲折を経て来年40歳となるが、近年の写真集の売れ行きを見ると、まだまだ根強いファンがいるようだ。

「変わらぬ美貌や大人の女性の妖艶さで注目を集めていますが、実は現在も精力的に音楽活動を続けています。今年は7月にシングル『CLAP CLAP』、9月にミニアルバム『prAyer』をリリース。秋にはデビュー25周年を記念したライブも行い、最新のミニアルバム収録曲からモー娘。時代の楽曲まで、新旧織り交ぜたパフォーマンスも好評でした。また、昨年10月からVTuberの“ぶいごま”としても活動を開始。2001年からタイムスリップし、バーチャル化された15歳の後藤が、歌やダンスなどに挑戦するというもので、6月に行われたリアルとバーチャルが融合する次世代型アイドルライブイベントにも出演し代表曲を披露していました。新しいジャンルにも果敢に挑戦するからこそ、人気も持続しているのでしょう」(テレビ情報誌の編集者)

 ライブのようなファンが集まれる場所をいまだに提供しているところも往年のファンとしてはうれしい限りだろう。また、後藤自身はパフォーマンスに対して相当ストイックで、39歳になった今も全力投球していることがうかがえる。

「22年に配信された、マスクで正体を隠した有名人が実力勝負のパフォーマンスに挑むアマゾン・プライムの番組『ザ・マスクド・シンガー』シーズン2で優勝し、反響を呼んだこともありましたね。同番組では、ボイストレーナーさんに何度もレッスンをしてもらったと告白していました。モー娘。時代は大人たちから“そつなくこなす”というイメージで見られていたそうですが、実は自宅で猛練習していたとも話していました。そんなストイックさに裏打ちされたパフォーマンス力があるからこそ、エンターテイナーとしても人を惹きつけるのかもしれません」(同)

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地元の人とスーパーにも並ぶ