「指笛やブーイングは野球の風景の1つで日本の球場における鳴り物応援と同じ感覚。『グラウンド外のことに意識を取られていては一流選手になれない』と語る指導者もいるほど。指笛が問題になるなどは米国では考えられられない」(在米スポーツライター)
「選手の要望でファンの行動を全て規制するのは、選手自身にとってマイナスにもなりかねない。MLBでのプレーを目指す選手にとってはスタンドからの雑音などを気にしないタフさも必要になる。逆風を経験したことのない選手にとって異国ではアジャストすることが難しくなる」(スポーツマネージメント会社関係者)
適切な対応なのか、選手への過保護すぎる気配りなのか。常識の範囲内での激しさなら、球場内にあっても悪くはないとも思える。しかし今後の動き次第では球場内のルールが大きく変わりそう気配を感じさせる。