愛子さまにとって2回目となった、24年秋の園遊会。この日は、うしろを振り向くことはなく、顔をあげて歩いた。愛子さまがほほ笑むと周りの空気が明るくなる=2024年10月30日、赤坂御苑、JMPA

 園遊会の様子を取材していた報道関係者のひとりは、こう振り返る。

「すくなくとも確認できる範囲では、愛子さまは落ち着いたご様子で、うしろを振り向くことはありませんでした。むしろ、お声がけとお声がけの間の一瞬に左右に視線をやり、全体の進み具合を確認されるような余裕すら見受けられたほどです」
 

 そんな愛子さまの「成長」を、皇后雅子さまはもちろんご存知だったようだ。

 春の園遊会での雅子さまは、愛子さまがいる後ろのほうを何度も振り返り、愛子さまの様子を確認されているようだった。

 しかし今回は、愛子さまに心配そうな視線を向ける、雅子さまの「母」の顔はなかった。

 別の報道関係者が振り返る。

「この日は、皇后さまも『子どもの頃にスケボーで遊んだ』といった話題を自ら披露されるなど、話に花が咲いた園遊会でした。昨年のように、愛子さまを心配そうにふり向く仕草は見られず、社会人として成年皇族としてご経験を積んだ愛子さまを信頼し、心おきなく招待者との懇談に専念されているご様子でした」

 社会人として、成年皇族としての経験を重ねている愛子さま。その「成長」を楽しみにしている人たちは多いことだろう。

(AERA dot.編集部・永井貴子)

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