(撮影/写真部・張 溢文)
(撮影/写真部・張 溢文)

11年ぶりの有観客ライブは「怖い」

――写真集の反響も大きいですが、今月と来月には11年ぶりの有観客ライブも控えています。

正直、今からすでに緊張しています。これまで経験してきたライブとは空気感が全然違いますからね。だから、イメージが全然わかないんですよ!写真集の撮影と同様、こちらもドキドキしっぱなしです。当日怖いです。

――元々後藤さんは緊張しやすいほうですか?

いや、モーニング娘。の時は、そんなに緊張しなかったんですよ。ある程度の年齢になってからです。急に、自分に「理想」を課すようになったんです。次はここまで攻めてみようとか、新たな自分を見てもらおうとか。そんな風に考えるようになってから、すっかり「緊張しい」になってしまいました。

「一日一日が長かった」モーニング娘。時代

――かつてのモーニング娘。のメンバーと、現在も連絡をとることはありますか?

もちろん、ありますよ。辻ちゃん(辻希美)やミキティー(藤本美貴)とはよく連絡をとります。でも、だいたい子どもの話とか、化粧品はこれがいいよとか、そんな話ばかりです。あと、ゆうちゃん(中澤裕子)とは、お互いの誕生日にLINEを送り合ったりはします。

――後藤さんにとってモーニング娘。に在籍していた3年間は、どういう時間でしたか?

とにかく一日一日が長かったです。毎日違う場所に行っていたし、何度も貴重な経験をさせてもらいました。一年が365日じゃないだろって思うくらい濃すぎる3年間だったと思います。「ほんとうに3年だけだったのか?」って、今でも不思議に思ったりします。体感としては倍くらいには感じているかも。

――後藤さんがモーニング娘。に加入したのは13歳でした。

未熟な部分はたくさんあったと思います。やっぱりまだ子どもだったので、反応がとにかく素直でした。歌入れとか歌詞を理解すること、振付を覚えることとかもよくわからなくて。もし、今の自分が当時の自分に何かアドバイスできるとするなら、「もうちょっと頑張りなさい」って言うと思いますね(笑)。

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