AERA 2024年10月28日号より

 スペインのバルセロナで撮影されたそのMVは、8月にYouTubeで先行公開されるやわずか25時間で再生回数1千万を記録。10月15日現在、4500万回を超える注目ぶりだ。

「MVの撮影ってだいたい1日か2日なんですけど、今回は3日まるまるかけてるので、そのぶんクオリティーも上がってますね。特に印象に残っているのは、最後の、砂漠っていうか、荒野で、エキストラさん入れて54人で踊ったところ。めちゃめちゃ楽しかったです。見るたびに違う発見もあるので、何度でも楽しんでもらえたらいいなと」

 新たなテイストの楽曲に、初の海外でのMV撮影。世界を視野に入れての展開だろうか。

「まあ、ゆくゆくは、って気持ちはありますけど、でも海外行くために作ったアルバムというわけではなくて。言い方難しいんですけど、このアルバムをきっかけに、ちょっと世界も見ながら活動できればいいよね、って話はみんなでしました。いろんな曲やってみて、海外の人はどういう反応するかな、とかね」

 ちなみにアルバム恒例のユニット曲は、宮舘涼太、阿部亮平と3人で歌う「ナイトスケープ」。

「バラードです。最初はね、ちょっとふざけた感じの曲を大真面目に歌おうかって話してたんですけど、なんか違うな、ってなって。この3人だとどの方向性でもいけちゃうから逆に難しいっていうのはあり、がっつり踊ろうかとも考えたんですけど、最終的に、真逆のバラードに落ち着きました。シティーポップまでいかないですけど、いまっぽい感じ。MVではお芝居をしているので、そこも楽しんで見てもらえたらなと思います」

(構成/編集部・伏見美雪)

AERA 2024年10月28日号より抜粋

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