今は手持ちの「柔らかくて軽い靴」で間に合うけれど、これから買うときには、自慢の手秤で「この軽さなら歩きたくなる」という靴を選ぶことにしましょう。
◆昔のブランドバッグ しなくて済む後悔は避けながら……
ブランドバッグ、当時もう憧れて憧れて。
勤め始めて最初に買ったブランドバッグのチェーンが揺れるのがうれしかったなあ、重いけど若かったからバシバシ旅行に持って行ったブランドロゴバッチリの大きめバッグ、少し金具が錆びたけど、ずーっとクローゼット内のバッグの棚で偉そうにしているクロコのバッグなどなど。
もちろん、状態もいいし今でも活用しているブランドバッグもあります。
しかし、よっぽどのことがない限り、今は大きいけれど軽くてポケットがいくつもついた肩から掛けられるバッグを愛用しています。
何せ、出かけるとなると携帯品が多い70代。スマホに財布、キーケースなどはもちろん、タオルハンカチとポケットティッシュ、小さいサイズの水筒か買い置きのペットボトルのお茶、薬や日焼け止め、リップクリームの入ったポーチなど。
特にこのところは病院通いが多かったから、色々な印刷物や保険証などをはさんでおくA4クリアファイルが入ることが何より肝心でした。
そんなわけで、もう出番がないであろうブランドバッグは、買い取りに出しました。ちょっと値が付いたのもあるし、そうでもないものもあったけれど、なんとなく、昔のブランドバッグを手放したことで「くたびれているけれど威張っているシニア」にならずに済むような気がしているのです。
ホント、気がしているだけなんですが、それでもよくない?
書き忘れましたけど、まあまあ状態が良くて見る人が見たら「ヴィンテージ?」と思えるかもしれない数点は、娘やかなり年下の友人に一応「いる?」とお伺いを立て、首を縦に振ってもらえたものは、彼女たちに引き取られていきました。