俳優の水谷豊と寺脇康文がタッグを組む大人気長寿ドラマ「相棒 season23」(テレビ朝日・毎週水曜午後9時)の初回拡大スペシャルが、16日に放送。season23は、杉下右京(水谷豊)✕亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”が復活して3シーズン目。2クール放送で、たっぷり右京と亀山を楽しみたい! そんな初代の名コンビのふたりが復活したseason21の貴重なインタビューを振り返る(「AERA dot.」2022年11月30日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。
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2000年の放送開始から22年、国民的ドラマとして根強い人気を誇る「相棒」。この秋、スタートした「相棒season21」では、杉下右京(水谷豊さん)と亀山薫(寺脇康文さん)の初代コンビが14年ぶりに復活した。その二人がドラマ「相棒」について語り合った。
──お二人の私生活で、亀山的なおっちょこちょい話があれば教えてください。
寺脇:アレは違いますかね? 豊さんの方向音痴(笑)。もう気持ちいいぐらい真逆。だから豊さんの思った方向の反対に行けば、そこが正しい方向という。
水谷:僕が洗面所から出てくるところを、あなたが遠くから観察していたことがあったじゃないですか。案の定、僕が間違った方向に歩いていったので、おもむろに出てきて、「こっちですよ」と、うれしそうに誘導してくれた(笑)。まあ、あれは薬を飲んでも治らないですからね。おっちょこちょいも薬が効かないので、似たようなものかも。
寺脇:あ! 思い出しました。豊さんのおっちょこちょいは、車に乗るときに、飲んでいるコーヒーのカップを車のボンネットに置いたまま、忘れて運転していってしまうやつ(笑)。
水谷:あ、それ本当です。しかも何度もやるので、「わざとですか?」と家の者に注意されています。ところで、そういうあなたはどうなんですか?