水谷
水谷 豊(左)と寺脇康文(COVER STAFF 撮影/舞山秀一 ヘアメイク/浅見順子(WEST FURIE)スタイリング/斎藤真喜子 アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO 衣装協力 水谷豊/ピースクラウン、フレックスジャパン、(株)マルゴ、(株)フカシロ、INSpiRAL、JAEGER-LECOULTRE[時計]寺脇康文/TOYS McCOY PRODUCT、CASIO[時計])

寺脇:おっちょこちょいと言っていいかはわかりませんが、出かけると何か一つは、大事な忘れ物をしますね。例えば、今日は雨が降りそうだから傘を持って出ようと思って、忘れないように玄関に置いておく。と、そういう忘れちゃいけない物に限って、電車に乗ったとたん「あ!」となる。

水谷:はいはい。思えば思うほど、忘れてしまうものですね。

寺脇:あと、今日こそ絶対出すぞ、と心に誓ったゴミとかも(笑)。

──ゴミといえば、右京は私生活が見えない、というのはファンの間でも有名です。

水谷:以前、「右京さんはどうやって警視庁に通っているんですか?」という質問があったんです。そのときは、「空を飛んでくるのかも。それくらい謎の人なので」と答えた。最近の世の中では、神秘的な魅力を持った人って少ないですからね。

寺脇:ええ。調べればすぐプロフィルがわかりますし、僕のようにインスタをやっている人も多いですから。

水谷:そういう意味では少なくとも右京だけは、数少ない神秘的な存在でいようかなとは、思うんですよ。

(取材・文/福光恵)

週刊朝日  2022年10月28日号より抜粋

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