子どもと一緒に観戦する平愛梨(写真:Abaca/アフロ)

辻希美と共通する「炎上上等」

 平がそんな強心臓ぶりを発揮するようになったのは、長い芸能生活の影響があったようだ。

「平は14歳でデビューしてから23歳で『20世紀少年』のカンナ役を射止めるまで、10年近くも下積み生活を送ってきました。芸能界引退をかけて決死で挑んだ同作品のオーディションで評価は一変。その後、バラエティー番組で活躍し、長友との結婚とポジティブさを売りにして道を切り開いてきました。その裏には、『誰からも相手にされないのが一番悲しい』というマネージャーの教えがあるようです。プロとしてやっていくにはどんなベクトルでも関心を持たれることが重要だと、夫婦でテレビで出演したときに語っていました」(前出の週刊誌記者)

 一方、公開プロポーズに始まり、結婚後もSNSなどを通して私生活を公開してきた平・長友夫妻には、「さすがに痛い」「承認欲求の塊」などの批判が集まることもあった。

「系統としては、辻希美さんに似ていますね。辻さんもイケメンの夫を捕まえて、アツアツの生活を頻繁にブログやSNSで披露してたたかれまくりました。結婚当初はすぐ離婚するのではという見方もありましたが、誹謗(ひぼう)中傷などどこ吹く風で、アンチからもらったアクセス数でタレントパワーを稼ぎ、家庭は円満、子どもたちも立派に育ち、今ではすっかり“すてきなママタレ”になっています。10代から芸能界で培われたタフさが持ち前という点でも平さんと共通しています。“注目されてナンボ“という意識の強い平さんにとっては、夫婦のラブラブアピールも、セレブ感たっぷりの投稿も、注目されるためのツール。大きな反応が得られるのであれば、内容が批判であれ何であれ、大歓迎という感じなのでしょう」(同)

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