ちなみに日本屈指の長距離砲として海を渡った松井秀喜(ヤンキースなど)のメジャー通算10年間の敬遠数が35個。シーズン最多でも2005年の7個が最多となっている。

 今も現役でプレーする大谷はメジャー1年目に、日本人ルーキーとしては最多の22本塁打を放ったものの、敬遠数はわずかに2個。だが、46本塁打を放ちア・リーグMVPを獲得した昨年は先述の通りリーグトップの20個に増えている。まさにメジャーで認められた証であり、今後も活躍することでこの数字は自然と伸びていくだろう。だが、今やメジャーでも最高の選手の一人となった大谷にとっても、イチローの「181個」という数字は乗り越えるのが非常に難しい壁だ。改めてイチローという打者が偉大だったか、この数字でも浮かびあがってくる。(※文中敬称略)

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大谷翔平選手の好感度の高さに企業もメロメロ!どんな企業と契約している?