ゆか「ちと前提を共有したいんだけど、『動物的』ってどういう意味合いで使ってる?」

ひろ「おいらが言う『動物的』は言葉を使わないコミュニケーションという意味だよ」

ゆか「非言語コミュニケーションってこと? 言語化しないけれど、アイコンタクトや表情作り、行動でのアプローチ、気遣いとかも含まれるってことでOK?」

ひろ「うい」

ゆか「理解。話がマトモにできない状態なのに、『手をつなぎたかったら今すぐつなげ』って流れの回答から始まっていたので、かなり強引な意味での『動物的』だと思い、賛同しなかったんだよね。そこに合意も何もないやん? では、まずは非言語コミュニケーションを試してみて、それがうまくいったら、対話でのコミュニケーションに移るっていうのはどう? ていうか、ひろゆき君はこの質問者さんに対しては、対話での問題解決を勧めてない、むしろ避けている感じがするのだけど」

ひろ「対話をして解決出来る問題ではないことは、現段階では証明済みな気がするから、『それがうまくいったら、対話でのコミュニケーションに移る』が藪蛇になる可能性が高いと思って」

ゆか「質問者さんの話からすると、結婚して初めて長時間一緒に過ごすようになり、お互いの価値観や生活習慣もわかるようになってきた状態だと思ったんだよね。だから、対話を諦めるより、もう少し試してみて、どうしても無理だったら諦めるなり、究極的には別の相手を探すなりでも良いと思うんだけど」

ひろ「それでも一緒に生きる方法を知りたいんじゃないかな」

ゆか「対話を諦めるタイミングちと早くない?」

ひろ「いろいろやったんじゃないの? 知らんけど。質問者は万策尽きたと思ってるから、最低限のコミュニケーションの状態になってる」

ゆか「今は良い解決方法が思い浮かばないから、これ以上悪化させないために、一時的に最低限のコミュニケーションの状態になっているだけじゃないのかなと」

ひろ「それを万策尽きたと表現してるおいら」
 

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