紫式部の母親役でインパクト
現在放映中の大河ドラマ「光る君へ」(NHK)では、吉高由里子が演じる主人公・まひろ(のちの紫式部)の母親役に抜擢され、大河ドラマ初出演を果たした国仲。最近は子育てのため仕事を休んでいたが、大河のオファーに「やります!」と即答したと公式インタビューで明かしていた。残念ながら、悲劇に見舞われ、第1話でフェードアウトするという役どころだったが、そのインパクトはすさまじく、「まさかの展開過ぎてびっくりした」「国仲さん、初回で退場…」と驚きと悲しみの声が寄せられた。
しかしながら、国仲自身にとっては手応えのあった作品になったようだ。ドラマ公式サイトで配信されている動画では、「お休みしていた期間も役作りになった」と話し、「母親の思いというのが今すごく出ている」「子どもたちが今何を考えているかがよくわかるし、台本を読んでいても感情が入ってきやすく、しみ込んできやすいとも実感している」と明かしていた。
「2児の母でもある国仲さんは、1月期のドラマ『厨房のありす』では、門脇麦さん演じるヒロインの母親役を好演していました。こちらは初めから故人という設定で、回想シーンでの登場のみでしたが、娘のことを心から愛し、強くて優しい母親を演じており、抜群の存在感を発揮していました。25年前の火事で、最期の力を振り絞り、現場にいた娘を火の手から逃がし、命を落とすシーンがあったのですが、多くの視聴者が涙を流しました。SNSでは、『光る君へ』とこの作品の場面カットを並べ、国仲さんの母親役がいかにハマっているかを表した投稿もありましたね」(民放ドラマ制作スタッフ)