このやりとりの間中、何か言いたげに何度も手を挙げかけては下ろしていた向井が、ここで爆弾を落とす。
「(宮舘がこのシーンを)気に入ってるのわかる、ちょっと、エピソードがありまして。帰ってるときにね、僕なんもお願いしてないのに、『ちょっと見せたいものがあるんだよね』って言われて、携帯、スッて、ね、渡されて。ほんならそのシーン(の動画)やって。わざわざ、多分自分で編集したんやろうな、飛ぶときにスローになるねん」
メンバーがどっと笑うなか、宮舘は即座に「はい、これみなさん、違いますね」「こちらにいる向井さん、すべて話を盛っています」と否定。「いやいや、見せてきたやんか!」「盛ってない!」と“爆弾返し”に慌てる向井に、周囲は大盛り上がり。「捏造捏造!」と佐久間の声が飛ぶ。
が、「『見せていい?』なんて一言も言ってません」と真顔で抗議した宮舘、おもむろに携帯を手で持つ仕草をして「僕はスッと携帯を向井のもとに出しました」。
向井「一緒やんか。一緒やん!」
宮舘「見るか見ないかは向井次第です」
向井「そんなんずるいやん!」
宮舘「なおかつ、この映像は阿部が撮ってくれて、阿部が編集してくれました」
向井「ああー……」
と続いた2人の掛け合いに、阿部亮平がにっこり「僕も(このシーンの)ファンなんで」「編集しました」と“真実”を明かした。結果的に「話を盛った」ことになってしまった向井に、「こういうことよくするんです」と宮舘。
「でも、でも、阿部ちゃんの編集、知らんもん…」と拗ねた向井だが、「でもすごいニヤニヤしながら」「舘さん、見せてくれたからね、うれしかった」とすぐにデレた。
その顔を見たラウールの「斬られるよ?」のツッコミを、殺陣だけでなく料理も得意とする宮舘は真顔のまま受けて、「後で楽屋で、三枚おろしです」。阿部の「調理しちゃった!」を、向井が開きにされたジェスチャーで落とした。