また2021年からは国内と同じく米国でも「OBスカウト制度」を採用。スコット・マシソン氏、ギャレット・ジョーンズ氏、ジョージ・アリアス氏、ケーシー・マギー氏、岡島秀樹氏の協力を仰ぐことでも話題となった。

「国内同様、米国のOBスカウト制度が機能し始めている。それでも優良な助っ人の獲得は難しいが成功率を上げることはできる。できることを1つずつ行なっているのが形に結びついている」(巨人関係者)

 飛ばないと言われるボールの影響もあり、各球団が得点力低下に悩まされている。外国人野手の出来次第でチームの攻撃力が大きく左右される。また安定感のある外国人投手がいれば相手打線を押さえ込める。「当たり」外国人選手を手に入れた巨人が優勝争いをしているのは必然かもしれない。

「チームは阿部慎之助監督のもとで頑張っている。ベテラン、若手、外国人選手がバランス良く融合して戦っている。ぜひ優勝、日本一という結果を出して、黄金時代復活を期待している」(巨人OB)

「巨人は外国人の補強が下手」というのは過去のものになるのか。今季のように「当たり」外国人選手を獲得した成功体験は今後にも繋がっていく。編成部門が本気になった巨人には、これからも“優良助っ人”が続々来日する予感が漂っている。

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