五輪キャスターとして評価を上げた石川佳純さん
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 世界中を沸かせている2024年パリ五輪もいよいよ佳境を迎えている。

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 一流アスリートの活躍が大きな感動を呼ぶ一方で、テレビ各局の中継番組や関連番組に出演する五輪キャスターたちにも、視聴者から“賛否両論”さまざまな声が上がっている。競技の魅力をわかりやすく伝えてくれるキャスターもいれば、選手に失礼な質問をしたり、勉強不足が露呈してしまうキャスターもいる。

 そんななか、大手広告代理店社員は「評価を上げた」キャスターとしてこの人の名前を挙げる。

「ぶっちぎりで評判が良いのは、フジテレビのパリ五輪スペシャルキャスターを務める元卓球日本代表の石川佳純さんです。アスリート時代から好感度は高い方でしたが、コメントも的確で解説も分かりやすく、しっかりと下調べをして臨んでいるのがよく分かります。現役アスリートへのリスペクトも感じられますし、爽やかなルックスや耳ざわりの良い声のトーンもキャスター向き。この五輪で一気に評価を高めました。五輪後も、キャスターとしてさらなる活躍が期待できそうです」

 フジテレビといえば、2021年の東京五輪の時には不倫疑惑などで騒がれていた福原愛さんをコメンテーターとして生出演させ視聴者を困惑させたが、今回のパリ五輪での人選に関しては大成功といったところか。

 その一方、かつては高い好感度を誇ったものの、あまりの“KY”ぶりでミソをつけたのが、テレビ朝日の五輪キャスターで元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんだ。

松岡修造さんは熱血っぷりが空回り?

「今回は持ち前の熱血ぶりが完全に空回りした印象です。8月1日に行われたバスケットボール女子の日本対ドイツ戦でのハーフタイム中の林咲希主将へインタビューしたことには批判の声が噴出しました。人生をかけた大一番の試合中、体を休めている選手へ直撃インタビューするという行為には不信感を抱かれても仕方ありません。一流アスリートだった松岡さんだからこそ。仮に番組サイドの要望だったとしても考えるべきだったと思います」(前出の大手広告代理店社員)

 なお、松岡さんは8日にも中継番組に出演する予定だったが「体調不良で休養」と発表された。

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立花茂

立花茂

東京都出身。大学を卒業後、スポーツ紙の芸能記者として活躍。その後、週刊誌や月刊誌、ニュースサイトなどでも記事を執筆。得意ジャンルは芸能だが、取材対象はアニメ、競馬、プロレスなど多岐に及ぶ。最近はweb3.0にも興味あり。

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