仕事、育児、家事で同じ姿勢を続けていると、筋肉が疲労して背になりやすくなってしまいます。
そうした無理な体勢が、肩こりの原因になったりしますね。
指圧をしてもらうと、固まった筋肉の血流が促されてたいぶラクにはなりますが、
自分で肩や腰を揉むのって、けっこう大変ですよね。
そこでご提案!
寝たままの状態で簡単にできる「お尻マッサージ」で、意外や意外、肩をスッキリさせてみませんか?

寒い時期は体を屈めることが多いため、どうしても筋肉もこわばりがち
寒い時期は体を屈めることが多いため、どうしても筋肉もこわばりがち

まずは下半身のストレッチ

まずは、仰向けの状態で横になってみましょう。
そのラクな体勢から両膝を立て(両膝を合わせたまま)、
左右にゆっくり両足を左右交互に数回倒しましょう。
倒するときの注意点は、のんびり、ゆったり……。
上半身は床から離さず、下半身のみを倒すイメージで。もちろん無理は禁物です。
お尻から太ももにかけての筋肉がぐ〜〜んと伸びる、
なんともいえない気持ちよさを感じられるはずです。

次にお尻のマッサージ

ここのときに使うのは1個のゴルフボールです。
片側のお尻の下にボールを置き、逆の膝を立てて、
ボールをゴロゴロ転がしながら、ゆっくり自分の痛いところを探しましょう。
この時の注意点は、最初から全体重をかけないようにすること。
すると「いたきもちいい〜」と感じられる部位がみつかるはず!
部位がみつかったら、そのポイントを中心にゴルフボールをゆっくりゴロゴロさせ、ほぐしていきます。
痛いと感じる人は、ボールにタオルをかけて刺激を少なめにしてもよいでしょう。
感触としては、ちょっと痛くて、でも気持ちいい〜!という感じがベストです。
また、筋肉を傷めることにもなりますので、集中的に長時間やりすぎないことも大切。
痛みがきつい時は、テニスボールでの代用を試してみるのもよいでしょう。

お尻の下にゴルフボールを入れたら、逆の膝を立てよう
お尻の下にゴルフボールを入れたら、逆の膝を立てよう

疲れをためないこと

ゴルフボールでの「いたきもちいい〜」お尻マッサージが終わったら、
最後にお尻周りをストレッチして終わります。
どうして、肩こりを改善するために、お尻をケアするのか……。
その理由は、猫背からくる肩こりの原因の一つは、骨盤周りが固まってくることに所以するから。
つまり、凝り固まったお尻をほぐすことで、骨盤周りが緩み、
体全体が柔らかくなる効果から、肩こりが解消されやすくなるのです。
「いたきもちいい〜」お尻マッサージは、ぜひ寝る前に試してみてください。
きっと体がホカホカして、気持ちよく眠れるはずですから!