DXTEEN:デビューから1年。5~6月に初ワンマンツアーを行い、「初めて6人でひとつの夢を叶えられた感覚があった」という(写真:写真映像部 東川哲也)
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 JO1やINIの後輩グループ、DXTEEN。初のアルバムに込められた“らしさ”と、自らの可能性を語った。AERA2024年7月22日号より。

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―デビューから1周年。初のアルバム「Quest」はこの1年間の集大成かつ新たな一面が詰まった作品だ。

平本健(以下、平本):僕たちの1年間の集大成です。冒険や卒業というテーマがあり、仲間と一緒ならどんな困難でも乗り越えられるというメッセージが込められています。これまでDXTEENがやってこなかったジャンルの楽曲が複数収録されていることもあり、僕たちの成長が手に取るようにわかっていただけると思います。

隠し持っていた一面

谷口太一(以下、谷口):DXTEENはこれまでフレッシュでかわいらしいイメージで活動してきましたが、アルバムにはかっこいい曲や少しセクシーな曲も収められています。しっかりと準備をして隠し持っていた一面をようやく見せられた感覚があります。

寺尾香信(以下、寺尾):爽やかで可愛さがあって背中を押すようなポジティブな曲が僕たちらしさ。曲調の幅は広がりましたが、「DRAW+ing」の「自由にどんどん変わっていこう」というメッセージとか、僕たちらしい前向きさが増しています。全体的に強いサウンドの曲が多いので負けないように歌い切ることを意識しました。

福田歩汰(以下、福田):一曲一曲よりしっかりと向き合って歌い方を試行錯誤した結果、いろいろな歌い方が見つけられました。例えば、大人っぽい「Switch」はこれまで通りの爽やかな歌い方では合いません。「モグモグ(Yum Yum)」ではがなるような歌い方のメンバーがいるので、曲の雰囲気を出すために特に歌い出しは癖のない綺麗な声に、少しオラついた感じが出るよう頑張りました。

谷口:オラついていますよね(笑)。歩汰が歌い出しでしっかり勢いを付けてくれたので150点です。

福田:ありがとうございます(笑)。

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