宮原春樹さん(右)宮原麻衣子さん(撮影/写真映像部・和仁貢介)
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 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2024年7月15日号では、歯科医師の宮原春樹さんと看護師の宮原麻衣子さん夫婦について取り上げました。

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2016年、夫37歳、妻33歳で結婚。17歳のと暮らす。

【出会いは?】2015年、友人の紹介で、ふたりでお茶を飲んだのが最初。場所は東京・渋谷のカフェ。すぐに意気投合し、数週間で交際開始。

【結婚までの道のりは?】お互いの年齢を考え、最初から結婚は意識していた。1年ほどでゴールイン。

【家事や家計の分担は?】料理、洗濯など家事は妻主体だが、掃除は夫が得意。食べた後の片付けや食器洗い、ゴミ出しも夫が担当。家計は別々。

夫 宮原春樹[45]歯科医師 あざみ野アクア歯科クリニック

みやはら・はるき◆1979年、東京都生まれ。2005年、東京医科歯科大学歯学部卒業。卒業後からいくつかの歯科クリニックに勤務。22年から、現在の神奈川・あざみ野のクリニックへ。趣味は、20年以上続けているジャズピアノ

僕が勤めているクリニックは週末も開けているので、シフトで休みがコロコロ変わるんです。平日にうまくふたりの休日を合わせて出かけるのが楽しみです。

 休日の計画はもっぱら僕が立てます。旅関係のYouTubeを観るのが好きで、旅行はもちろんですが、ライブや食事、コストコに爆買いしに行ったりアクティブです。ただ、妻は吉方位などを結構気にするので、行き先はそれを踏まえさせられます。

 同じ医療従事者なので、彼女の忙しさやストレスもよくわかっていました。妻は働き方を変えて、前より穏やかになったし、趣味のゲームに没頭している姿を見るのもうれしい。

 僕はまったく料理ができないので家事は彼女に頼りがちですが、僕は家事でも何でも五分五分じゃないとダメとは思わないんですよね。10:0じゃなければ。お互いが快適でバランスが取れていればいい。夫婦喧嘩はほとんどないですし、妻と猫との暮らしは大切な安らぎの場です。

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