ちょっとだけ安心。

 肺と血便。50歳は体にガタがくるな~と思っていたら、夜、机の端に右手の薬指をぶつけた。別に痛みは感じなかったのだが、薬指の第一関節が曲がったまま力が入らなくなってしまった。バネ指のように。まっすぐ伸ばせないし、全然力が入らない。

 たかが薬指と思っていたが、モノを持つときに力が入らないし、なによりワープロを打つときにめちゃめちゃ困る。

 数日で「肺と薬指と血便」。「部屋とYシャツと私」みたいな感じで書いてみたが、こんなに一気にガタがくるものかな~と。

 でも、これって何かのサイン。生活習慣を本当に改善しないと、ダメなのだと痛感。

 とは言っても、なかなか行動に移せないのも現実。

 と、よくお仕事をしているGENERATIONSのボーカル、数原龍友君からLINEが来た。僕の体の状況を聞いたと。そこには、熱い言葉。そして「おさむさんは自分が思ってるよりもおっさんなんすよ!!」と。

 そうなんだよ。おっさんなんだよ。だけどおっさんであることを忘れてしまうんだよな~。

 20代の若者にこんな熱い言葉をいただいたからには、おっさんだともっと自覚し、体をいたわります。こんなことを言ってくれる若者がいることに感謝です。

著者プロフィールを見る
鈴木おさむ

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

鈴木おさむの記事一覧はこちら
暮らしとモノ班 for promotion
「昭和レトロ」に続いて熱視線!「平成レトロ」ってなに?「昭和レトロ」との違いは?