「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」の作曲がジュリー本人で、当時流行していたアメリカ・ニューヨークロングアイランド出身のバンド「ストレイ・キャッツ」に代表されるネオ・ロカビリーを取り入れたといわれている。イントロのズンズン響くベースの音だけでも胸躍るサウンドで、いま聴いても本当にカッコいい。

「JULIE作曲のRock!!最高にカッコいい!!」(50代・女性)

「曲調が素晴らしい」(60代・男性)

「前奏だけで、ドキドキが止まらない。ジュリーの作曲」(50代・女性)
 

 この曲を後世に残したい理由に理屈なんかいらない、カッコいいんだから――という声が飛び交っているようだ。
 

【8位 危険なふたり】

「危険なふたり」 撮影/写真映像部・高野楓菜 協力/歌謡曲BAR スポットライト 新橋

「危険なふたり」(1973年4月21日リリース/作詞:安井かずみ 作曲:加瀬邦彦 編曲:東海林修)が8位にランクイン。

 沢田研二がソロ曲で初めてオリコン1位を獲得した楽曲だけあって、「この曲」というコメントが多かった。第4回日本歌謡大賞で大賞、第15回日本レコード大賞は大衆賞、第6回日本有線大賞では歌唱賞を受賞しており、沢田研二の人気を一気に加速させる一曲だったに違いない。

「ザ・タイガースの頃からジュリーは好きだったけど、この曲で改めて好きになった。子供心に色気を感じる楽曲だったなぁ……」(60代・女性)

「初めてジュリーを知った曲。ライブで歌ってくれたら間違いなく泣いてしまう」(60代・男性)

「この曲でジュリーのファンになりました。それまでの男性歌手で色気のある人はいませんでした。男らしいとか、グッとくるという魅力でしたが ジュリーは色っぽくてキュンとくるとろけるような表現が出来る稀有な存在です。まるで白黒からカラーに変わったようでした。衣装を含めた外見、しぐさや振り付け、歌のうまさ・表現力 まさに総合芸術です。これ以上の歌手はこれからも出そうにないので伝えるべきです!!」(60代・女性)
 

 ファンに“白黒からカラーに変わった”と言わしめる魅力の強烈さは、後世に残したいのも納得だ。
 

【7位 LOVE(抱きしめたい)】

「LOVE(抱きしめたい)」 撮影/写真映像部・高野楓菜 協力/歌謡曲BAR スポットライト 新橋

 25枚目のシングル「LOVE (抱きしめたい)」(1978年9月10日リリース/作詞:阿久悠 作曲:大野克夫)は、沢田研二が甘く伸びのある声で「抱きしめたい」と4回ささやく歌詞から始まる楽曲。「好きに理由はございません」(70代・女性)という声も。

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この曲に勝るもの無し!