ピン芸人のサンシャイン池崎
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 17日放送の「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ・毎週月曜7時)は「東大チームVS難関大チームVS早慶アナウンサーチームの3チーム対抗」2時間スペシャルだ。タナカ先生に呼び出された生徒は、東大チームに泉房穂、上田彩瑛、こうちゃん、須貝駿貴(QuizKnock)、ゆうちゃみ、横川尚隆。そして、難関大チームに猪狩蒼弥(HiHi Jets)、えなこ、酒井美紀、サンシャイン池崎、箕輪はるか(ハリセンボン)、村上(マヂカルラブリー)が集結する。難関大学チームのひとりサンシャイン池崎の過去の人気記事を振り返る(この記事は「AERA dot.」2023年8月13日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は当時のもの)。

【写真】サンシャイン池崎同様キッズ人気を誇るピン芸人はこちら!

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 ピン芸人のサンシャイン池崎(41)。7月29日放送の「嗚呼!!みんなの動物園」(日本テレビ)で、9カ月以上ともに過ごした保護を新しい家族のもとへと送り出す企画が放送され、出演者のみならず視聴者までも涙させたことが話題となった。近年、池崎は保護猫の預かりボランティア活動に力を入れており、「パワー系芸人」というパブリックイメージとのギャップを感じさせる好青年なプライベートで好感度が上昇中だ。
 

「先日も“刺青”めぐる発言が話題になりましたよね。『ずっと言ってなかったことがある』と、タトゥーを入れていたことを自身のYouTubeチャンネルで告白ました。しかし、その理由がすごいものでした。なんでも『相席食堂』の収録で頭を全剃りし、まゆ毛までツルツルになったそうで、翌日に子供向け番組『おはスタ』の出演があったのでまゆ毛なしで出演するわけにはいかず、自腹でアートメイクを入れたそうです。かかった費用は10万円ほどだったそうですが、『相席食堂』のギャラと比較して赤字だと話していました」(テレビ情報誌の編集者)

 絶叫芸が売りでトーク力はイマイチ……芸人としては一発屋だと思われた池崎だが、このエピソードからもわかるように「子どもを楽しませたい!」と覚悟を決め、キッズ向けの芸を極めつつある。

「2019年頃から『人を傷つけない笑い』という潮流が起こりました。当時は目新しかったのですが、現在では当たり前になってしまった。ぺこぱや四千頭身などその代表格である第7世代の芸人たちは失速しつつあるのが現状です。一方で、地道に子ども人気を得て地盤を固めてきたのがサンシャイン池崎やなかやまきんに君、あばれる君、小島よしおといった“元一発屋”たち。池崎さんはキッズ御用達芸人であることに加え、保護猫活動のほうでも有名なので、動物バラエティでも引っ張りだこ。芸人としても、『有吉の壁』や『さんまのお笑い向上委員会』に出ており、まさに理想的な活躍をしていると思います」(放送作家)

「猫好き」もすっかり浸透したサンシャイン池崎だが、これまで5匹の保護猫を預かり、新たな飼い主のもとに送り届けてきた。

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猫との暮らしぶりのギャップがいい感じ