ヘンリー王子(39)とともにナイジェリアを訪問したメ―ガンさん(42)。現地でのふるまいが「まるで公式ロイヤルツアー」と物議を醸していたが、さらに痛烈な批判をする人物が現れた。ナイジェリア大統領夫人のオルレミ・ティヌブさん(63)だ。いったい何があったのか。

【写真】メ―ガンさんのガーナ訪問に暗雲 ナイジェリア大統領夫人が痛烈批判

背中の大きく開いたドレスで学校へ

2024年5月10日、ナイジェリアの学校を訪問したメ―ガンさん。背中が大きく開いたドレスで登場した(photo AFP/アフロ)
 
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 ヘンリー王子とメーガンさんは、5月10日から3日間ほどのナイジェリア訪問を終えて、アメリカ・カリフォルニア州に戻った。ナイジェリアでは、2人が立ち上げた慈善団体「アーチウェル財団」が一部支援した学校を訪問。ヘンリー王子はナイジェリア軍隊を閲兵し、メーガンさんはナイジェリアの女性らとフォ―ラムを行った。英王室を離脱して4年以上が過ぎたが、まるで公式ロイヤルツアーのようだった。

 しかし、ヘンリー王子は「自分はナイジェリアで頑張ったのに、英王室は全く認めてくれない」と不満気だ。一方、メーガンさんは「批判するのは、私たちがうらやましいから」と意に介さない様子で、「王室より(私たちのように)物議をかもす方が世間へのアピ―ルになる」と周囲に漏らしているそうだ。

 そんなメーガンさんは、早くもナイジェリアの次の外国訪問を視野に入れている。デイリーエクスプレス(オンライン)によると、ガーナ共和国を検討中だという。ガーナは西アフリカに位置し、英連邦の加盟国。首都はアクラで、公用語は英語。治安は比較的安定しているといわれる。国民の約7割がキリスト教徒で、イスラム教徒が約2割を占める。

 ガーナの有力者がヘンリー王子とメーガンさんの招待を強く進めており、国民も「2人に独自の文化と温かい国民性に触れてほしい」として、熱狂の渦がすでに沸き起こっていると報じられた。メーガンさんは年内にもガーナ訪問を実現させる予定とみられていた。

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多賀幹子

多賀幹子

お茶の水女子大学文教育学部卒業。東京都生まれ。企業広報誌の編集長を経てジャーナリストに。女性、教育、王室などをテーマに取材。執筆活動のほか、テレビ出演、講演活動などを行う。著書に『英国女王が伝授する70歳からの品格』『親たちの暴走』など

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