雲海の中にぽっかりと浮かぶ「天空の城」。兵庫県朝来市の国史跡、竹田城跡の写真を撮影し、世に広めるきっかけを作ったのが、同市在住のアマチュア写真家、吉田利栄さん(83)だ。そんな吉田さんがとっておきの撮影スポットとして紹介してくれたのが、まるで北海道美瑛町を思わせる夜久野(やくの)高原。
春霞(はるがすみ)にけむる草原やどこまでも続くネギ畑、一面雪に覆われた真っ白な大地など、吉田さんが約10年間かけて撮りためた写真は1万枚以上にもなる。その中から、今回は吉田さんご本人が選ばれた20枚を紹介する。
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撮影/吉田利栄、文/南文枝