①については、「予定をしていることは間違いありません」と認めた。
階氏によると、朝食会は国会開会中に月1回開かれている。金融業界を中心に専門家らを講師として呼ぶ勉強会で、5月に開いた朝食会には35人が参加した。会費は1万円で、経費を除いた4千円が収入になる。これまでに計100回以上開催したという。
今回案内状を送った6月開催分については4月30日に企画したもので、
「講師の依頼もしているため中止にはできない」
などと説明した。そして、経費を除いた4千円の収入については「パーティー券収入」にはせず、「個人献金」という形で寄付を募り、
「賛同いただけない方は4千円をちゃんとお戻しします」
と語った。
「勉強会(朝食会)はこれからも行っていきたい」といい、今回の件で有権者からの指摘はきていないという。
イコールフッティングではない
一方、立憲民主党本部にも質問状を送った。
質問は、
①(大串、階両氏の)政治資金パーティーが開かれることを党本部は認識していたか
②党が政治資金パーティーの全面禁止を掲げる法案を5月20日に提出しているなか、一部の議員が開くことについてどう考えるか
の2問。文章で回答があった。
①については、
「党所属議員の個々の政治活動について、党本部としては承知しておりません」
②については、
「立憲民主党は、政治資金パーティーの開催の禁止について法案を提出しておりますが、本年1月30日の記者会見で岡田幹事長がお答えしている通り、『イコールフッティングではないということになると、選挙戦の結果に直結』することから、法律案の成立に伴い各党が一斉に対応すべきものであり、それまでの間は、従来通り政治資金パーティーの開催に制限を行うことは考えていません」
とのこと。
つまり、他の党も同じようにパーティーを禁止にしなければ、自分の党だけ選挙で不利になる、ということなのだろう。