ソウルで会社員として働くYouTuberの「こりあゆ」さんが、初の著書『ソウル在住会社員&YouTuberが教える SEOULな暮らし方』の発売を記念して、トークイベントを開いたことは、5月19日に配信した記事[ソウル在住の会社員YouTuber「こりあゆ」が「改札」「クレカ」で実感した日韓の違いとは]で詳報した。
実はこりあゆさんは、このイベントの最後に、本では紹介していないところも含め、「いまソウルに行くならお勧めしたい飲食店」をピックアップしてイベント参加者に紹介していた。
「料理はすごく苦手なんです。レシピ通りに作ってもその通りにならない」と語る彼女は、ミールキットの愛用者。本にも紹介されている種類豊富なミールキットを使って土日に料理をつくり置き、在宅勤務の日はそれを食べることも多い。でも、休日は特別。友人たちと出かけるお気に入りの飲食店は、スペイン料理の「ベウノ」、グリークヨーグルト専門店の「Greek Day」、ガチ中華の「松花山西刀削面」。そして本では紹介できなかったフュージョン料理の「ピッタッ」、サムギョプサル専門店の「ムセキムチサムギョプ」、ロールケーキがおいしい韓国チェーンカフェの「アティジェ」だ。
こりあゆさん自身の言葉で「必訪」の6点を紹介したい。
ベウノ/Greek Day/松花山西刀削面
「ベウノ」は知り合いの知り合いがやってるスペイン料理のお店。すべての料理がおいしいんですが、タコ料理の「プルポ」が本当においしくて。ジャガイモのピューレが柔らかいのはもちろんなんですけど、タコもすごく柔らかくて。私、ここのタコを食べるまでは硬いタコしか食べたことがなかったんです。弘大(ホンデ)の西側、望遠洞のお店です。
「Greek Day」はグリークヨーグルト(ギリシャヨーグルト)の専門店。日本って個体っぽい(?)グリークヨーグルトがあまりないんですよね。韓国はいろいろあって、ブランドによって味が違うんですけど、ここは万人受けする味じゃないかなと思っています。トッピングも豊富だし、大容量で買える。チェーンであちこちにあるので、ぜひ行ってみてください。
3店目は「松花山西刀削面」。予約もデリバリーもできない、お店に行って並ぶしかないガチ中華のお店です。毎日とにかく行列で、特に弘大駅のお店なんかめちゃくちゃ並んでて。いつも現地の人がたくさん周りに待機しています。ここの刀削麺はもちもちで、ヒーヒー言うほどは辛くない。最高に美味なんです。