5月10日のヤクルト戦(神宮)では3年ぶり本塁打を放ち、翌11日は菅野とのバッテリーを組みタイムリーで援護。そして12日の試合では3年ぶりの盗塁を決め、タッチアップでの気迫あふれるヘッドスライディングを披露するなど、“勢い”を感じるプレーが多い。

 だが、小林はあくまで自身の役割を果たすことに全力を尽くすことを心がけているはず。現在二軍で調整している大城に対しても「卓三がまた帰ってくるまでは僕は一生懸命頑張るだけなので、帰ってきた時にはいつもしっかり頑張ってくれると思うので」と、コメントしている。

 来月に35歳を迎える小林はキャリアの晩年にまた新たな光を放っている。阿部監督が就任したチームは過渡期を迎えており、2年連続でBクラスとなっている名門が躍進するためには若手の成長が欠かせない。だた一方で小林のようなベテランがいることは様々な側面でチームにとって大きな意味を持ちそうだ。

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