生き方も投資スタイルも「学び」が根底にある西山さん。写真はイメージです©gettyimages

 西山さんは、アクティブファンドの「ひふみプラス」も購入しているという。

「ひふみプラスは、投資先としてよい企業かどうかを、経営者の人となりや会社の雰囲気などを含めて社を挙げてリサーチしている姿に感銘を受けました。そういう会社・企業の応援をしたいと思っています。個別株をリサーチしたり、選んだりするのはなかなか難しいことですが、個人的にいいなと思ったアクティブファンドを購入することで、幅広く深くリサーチできるプロの目の恩恵に預かれるようにしています」

いま我が家は一番お金がかかるとき

 西山さんは高校生と中学生の子どもがいる。教育費などがかかってくる年ごろだ。どれだけの金額を投資に振り向けているのだろうか。

「子どもの教育費もそうですが、実は私自身も社会人大学生として心理学について学び直しているところで、自分の教育費が年間100万円以上かかっています。それもあって、子どもと自分の大学費用は、預貯金と個人向け国債、投資信託などで確保しています。老後資金もiDeCoや小規模企業共済などで積み立ててはいますが、そこまで危機感をもってたくさん貯めているわけではありません。いま我が家は一番お金がかかるときだと実感しているので、子どもがまだ一緒に過ごしてくれる今の時間を大切に、過度な我慢はしないようにしています。とはいえ、家族4人で外食に行くとかなりお金がかかるので、以前より頻度を下げて自炊を増やすなど、最低限の節制はするように心がけています」

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預貯金だけだったら、学費や老後資金の心配が大きかったかも