『オードリーのNFL倶楽部』撮影中の相武さん(事務所提供)

夫婦の仲も深まった

 夫との関係も、現在はより仲が深まっているという。相武さんは、第1子のときに互いの気持ちをぶつけあったことが結果としてよかったと振り返る。

「いまだにすごく大きいケンカもしますけど(笑)、主人が話し合いたいタイプなので、何かあったときはとことん話し合って、解決法を見つけて実践するっていうのを繰り返してます。第1子のときは、お互いのやりたいことと、やらなきゃいけないことがかみ合わなかったんですけど、そのときはぶつかる時期だったのかなって。でも、いろいろ話し合えてよかったかなって思うんです。子どもを見るまなざしとか、子どもへの思いがお互いにわかって。今でもそこが変わらずにあるので、きちんと話し合えてるかなと思います」

 今も変わらず、家事・育児は主に相武さんの担当だ。しかし、「主人には家の中でも働きまくってもらっています(笑)」といたずらな笑みを浮かべた。

「やりたくないことは、『それやっといて』って主人にお願いしてて。彼も言われたほうがやりやすいみたいです。『その代わりに指示出しは紗季ね』って言ってくれてます。それまでは、声がけがうまくいってなくて、お互いが良かれと思ってやったことが逆効果になってしまうことが多くて。主人が気を利かせて洗濯をやってくれたけど、私としてはデリケート素材があるからそのやり方はやめてほしかったとか。そうすると、主人も『だったらやんなきゃよかった』って思ってしまうので、お互いにとっていい結果にならなかったんです。今は、互いに気兼ねなくお願いをして、夫婦間でのストレスはあまりなくなってきたかなと思います」

※【後編】<相武紗季「30代が一番私らしい」 “正統派”イメージに縛られていたときは「自分をキラキラに見せたかった」>に続く。

(AERA dot.編集部・唐澤俊介)

著者プロフィールを見る
唐澤俊介

唐澤俊介

1994年、群馬県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。朝日新聞盛岡総局、「週刊朝日」を経て、「AERAdot.」編集部に。二児の父。仕事に育児にとせわしく過ごしています。政治、経済、IT(AIなど)、スポーツ、芸能など、雑多に取材しています。写真は妻が作ってくれたゴリラストラップ。

唐澤俊介の記事一覧はこちら
暮らしとモノ班 for promotion
【まとめ買いで最大19%OFF】いつもAmazonで買っている水やドリンクがもっとお得に!「飲料サマーセール」