9位 白いパラソル 20票
「白いパラソル」(1981年7月21日リリース/作詞:松本隆/作曲:財津和夫)は、シングル曲では松本隆が初めて作詞した楽曲。この後、松田聖子と松本隆のコンビは数々のヒットを生んでいく。
「松本隆さんが聖子ちゃんシングル初作詞ナンバーであり、聖子ちゃんの振り付けがとても可愛いから」(50代・男性)
松田聖子の6枚目のシングルだが、この曲から松田聖子ファンになったという声も。
「彼女を好きになったきっかけの曲。当時の心境に凄く響いた曲です」(60代・女性)
「デビュー当初から大好きでしたがこの曲を聞いた時に、なぜかわからないけど、“やっぱり聖子ちゃんが大好きだ”と再認識した曲でした」(50代・女性)
当時のアイドルの曲としてはスローなテンポの作品だが、サビの部分の松田聖子の伸びのある歌声は、夏を感じさせる。そのため好きな曲に選んだ理由に「夏感が好きだから」(10代・女性)「爽やか」(60代・男性)という声も。
この名曲は、人気歌番組「ザ・ベストテン」(TBS系)で、1981年8月27日に番組史上初となる初登場での第1位を獲得するという記録も残した。
8位 SWEET MEMORIES 21票
発売当初は「ガラスの林檎」(1983年8月1日リリース)のB面という位置付けだったが、反響の大きさから83年10月に急きょ両A面としてリリースされた「SWEET MEMORIES」(作詞:松本隆/作曲・編曲:大村雅朗)。
反響が高まったのは「サントリーCANビール」のCMソングになったのが大きな理由。ペンギンのアニメーションのCMで流れる曲には、当初、「歌:松田聖子」というクレジットはなかった。それでも、話題を呼んだのは楽曲としての完成度の高さゆえだろう。