お笑いコンビ「はんにゃ.」の金田哲さん(撮影/写真映像部・佐藤創紀)

「ズクダンズンブングンゲーム」などで一世を風靡し、現在は大河ドラマへの出演でも話題を集めるお笑いコンビ「はんにゃ.」の金田哲さん(38)。【前編】では、人気絶頂期に経験した挫折や心身が疲弊していた過去を語ってもらった。【後編】では、役者として大河ドラマに出演したときの秘話や「芸人として生きること」への思いなどを聞いた。

【写真】超イケメン…かと思いきや「変顔」をしてくれた金田さん

【前編】<「はんにゃ.」金田哲が「思い出したくもなかった」と語るブレークの裏側 「ダークサイドに落ちそうになった」>より続く

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 今年1月、金田さんはNHK大河ドラマ「光る君へ」に初出演し、その演技が話題になった。人気芸人として一世を風靡した金田さんが、俳優として時代劇に出演するのは意外に思われるかもしれないが、実は、大河への出演はデビュー当時からの夢だったという。

「大河は、竹中直人さんの『秀吉』(1996年)からずっと見てます。大河のゆかりの地を歴史好きな芸人仲間とお客さんと一緒にバスツアーで巡ったりもしました。あと、『エンタの神様』に出ていたときは、歴史ネタをやっていたんですけど、それも頭には大河がありました。僕自身、大河を通じて楽しく歴史を学んできたので、それをコントにできればいいなと思って、たとえば、時代劇をポップにしたネタなんかをやっていました。そのくらい大河から影響を受けています」

「光る君へ」では、お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんとの共演も話題になった。2人は公家役を演じているが、金田さんはどうしても、秋山さんの公家らしからぬ姿が気になってしまうという。

「公家って肌が白いじゃないですか。室内にいることが多くて日焼けしないから。でも、秋山さんは初めから黒くて(笑)。先日、会ったら更に黒くなってました。冠の色と変わらないんですよ、顔が。『黒光る君へ』なんて言われてますけど、自分から寄せにいってますよね。やっぱり梅宮(辰夫)さんとしての仕事があって(笑)、白くできないみたいです」

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唐澤俊介

唐澤俊介

1994年、群馬県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。朝日新聞盛岡総局、「週刊朝日」を経て、「AERAdot.」編集部に。二児の父。仕事に育児にとせわしく過ごしています。政治、経済、IT(AIなど)、スポーツ、芸能など、雑多に取材しています。写真は妻が作ってくれたゴリラストラップ。

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