衣装からもゴージャスなギラギラ感というか艶のあるあの『BLONDE』にこんなアレンジがあったのかというのは、Kayaの言うように驚きでもある。
「『BLONDE-JAZZ-』は、歌い方にも余裕があって、安心してのびのび歌っているかんじがありますね。
また、今回のジャズアレンジですが、ピアニストの方がすごい素敵! 全体的に演奏の方の技術が素晴らしいなと思って、スタッフクレジットで名前を調べてしまいました(笑)。
きちんと明菜さんのいまの声を聞きやすい形で出してくれて、それでいて全体のニュアンスとしてとてもまとまりがあり、楽曲として本当に美しい。明菜さんの魅力を最大限に引き出していると思います。私も歌手として色々な方とお手合わせをさせていただいているので、歌い手と演奏の方との相性も大事だと思っています」
次はどんな仕掛けが待っているのか
中森明菜のデビュー記念日の5月1日まで、ファンのみならず、どんな仕掛けが待っているのか楽しみである。Kayaももちろん、ワクワクが止まらないという。
「動画がアップされるたびに、“1988年リリースの曲がきたから次は?”とか、明菜さんはどんな思いでこの順番でセルフカバーを出してくるのかとか、謎解きみたいで本当に毎週毎週ワクワクします!
明菜さんには“ワクワクの未来をくれてありがとう”と言う気持ちでいっぱいです。歌手として、ファンのみんなへ“水曜に動画がアップされるから、その日まで頑張ろう”って活力を与えられるって素晴らしいですよね!」
と声を弾ませる。歌っている姿が毎週アップされるので、期待してしまうのはテレビやライブなどでの「生」中森明菜だ。
「歌っている明菜さんを見ているだけでも嬉しいので、こんなにも素敵な動画の映像を毎週アップしてくれて、これ以上は望みません……。ですが、もっと、もっと、歌っている姿を見たいので、希望としてはテレビやコンサートでぜひ“生”で明菜さんを拝見したいです」