そういった総合出版社ならではの環境で仕事をするうえで、個人的に大切だと思っているのは「自分と人との違いをおもしろがれること」です。世の中には自分以外の人しかいないわけで、相容れない価値観や思想を持った人もたくさんいます。その「違い」に対して目を背けずに興味を持つことができたら、そこから新しいコンテンツや読者が生まれるかもしれません。また、担当についた作家さんのやりたい企画やテーマが、自分にとっても興味があることとは限りません。もし興味が持てないテーマだったとしても、自分なりにおもしろいと思えるポイントを探して最大化することができれば、新たなファンを増やすことができるかもしれません。逆にチャンス――と考えられる人がいいですね。どんな業務に対しても、自分なりの「おもしろくて、ためになる」を見つけられる人に入社いただけたら嬉しいです。
(インタビューの詳細はあさがくナビのニュースサイト「就活ニュースペーパー」(https://asahi.gakujo.ne.jp/teach/jinji_real/detail/id=3872)に掲載)