バラエティーでも「フルスイング」

「週刊SPA!」元副編集長で芸能デスクの田辺健二氏は藤原についてこう分析する。

「女優としてのキャリアは長いですが代表作に恵まれず、一時は演技力のなさをイジられて『代表作はバスロマン』『いやレオパレス』などと出演していたCM名でネタにされていた時期もありました。陣内さんとの離婚後は間接的に離婚をイジられる場面も増えてしまい、バラエティーに出づらい期間が長かったように思います。しかし、愛之助さんとの再婚を経て、ここ数年はバラエティーでもフルスイングができるようになり、本来の紀香さんをお茶の間に知らしめることに成功している印象です。主演作品にこだわっていた時期もありましたが、最近ではピンポイントの出演でもしっかり爪痕を残し続けている。自然体になれた今こそ、女優としてより大きく花を咲かせるチャンスかもしれません」

 華やかなオーラがありながら独自の路線を突き進む藤原。アラフィフとなっても、新たなファンが増えていきそうだ。

(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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