篠田麻里子

不倫妻役に「共感できた」

 原作となったマンガ「離婚しない男」は、男親には困難とされる娘の親権獲得を目指す男性を主人公とするブラックコメディー。ドラマでは伊藤淳史が主人公を演じ、妻の不倫に気づかないふりをしながら証拠集めに奔走する様が描かれる。

「実はこの原作は、篠田の不倫騒動の際にSNSなどで共通点を指摘する声もあった作品です。篠田の不倫騒動は真相がわからぬまま離婚へと至りましたが、その彼女が私生活でのトラブルをなぞるような役で復帰したのだから、話題にならないわけがない。篠田も最近、インタビューでシングルマザーとして1人で育児をすると『社会に取り残されたような気持ちになる』と語っており、自分が演じる役の女性について共感を寄せていました」(女性週刊誌の芸能担当記者)

 今回の不倫妻役に、篠田はよほど共感しているらしく、ドラマ公式サイトでも「母として共感できた、出産後の不安や寂しさ、社会から取り残されたような感覚、綾香としてはまっすぐに生きること、そして、とことん振り切ることを意識して演じました」とのコメントを発表している。

次のページ
「演技は下手」を自認