カナダ・バンクーバーでのイベントに出席したメーガンさん/2月16日(写真/アフロ)

 ヘンリー王子(39)とメーガンさん(42)は2月14日から三日間、カナダ西部のバンクーバーとウィスラーを訪れた。来年開かれるインビクタス・ゲーム(退役軍人や負傷した軍人たちの国際スポーツ大会)まで一年になるのを記念して開かれたカウントダウン・イベントに参加したのだ。

【写真】ニット帽姿で物憂げな表情を浮かべるメーガンさん

 それを終えて米カリフォルニア州に戻ると、メーガンさんはさっそく動きだした。

 デザイナーのクレア・ワイト・ケラーさんとロサンジェルスにあるイタリアンレストランでランチを楽しみ、店の外に出たところを笑顔でカメラに収まった。また、これまでメディアに登場したことがなかったメーガンさんの親類が、唐突にメーガンさんの子ども時代についてコメントした。母方のいとこ、ショーン・ジョンソンさんが取材に応じ、「メーガンは親族に愛されていた。私は、彼女は将来素晴らしいことを成し遂げる予感がしていた。今、自分が望む人生を送れていることを喜んでいる」などと語っている。

存在感を高めるチャンス

 メーガンさんはカナダでスキーファッションを続々と披露したが、その2週間後には再びスキー場に姿を現した。

 場所は米ユタ州ソルトレイクシティー郊外のスキーリゾート。女性の友人二人と一緒だったが、一人はへザー・ドラックさんで、フィットネススタジオ経営のヨガ・インストラクタ―。長くメーガンさんを指導してきた。もう一人は元モデルのケリ―・マッキー・ザジフェンさん。二人とも夫や子どもと一緒だが、メーガンさんにはヘンリー王子(39)、アーチ―王子(4)、リリベット王女(2)の姿は見えなかった。

 こうしたメーガンさんの頻繁な露出は、キャサリン妃(42)の不在と関係があるとみられている。妃は昨年12月のクリスマス礼拝を最後に、1月の腹部の手術後は自宅で長期療養中として公務に姿を見せていない。メーガンさんが異様なほど顔を見せるのは、「存在感を高めるチャンスと捉えているからではないか」とささやかれている。

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多賀幹子

多賀幹子

お茶の水女子大学文教育学部卒業。東京都生まれ。企業広報誌の編集長を経てジャーナリストに。女性、教育、王室などをテーマに取材。執筆活動のほか、テレビ出演、講演活動などを行う。著書に『英国女王が伝授する70歳からの品格』『親たちの暴走』など

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