
一方のヘンリ―王子。先のカウントダウンイベント後は、メーガンさんと一緒に行動する姿は今のところない。王子は5月にロンドンでインビクタス・ゲーム10周年記念礼拝をセントポール大寺院で催す計画で、その際にはメーガンさんと二人の子どもの同行を希望している。
2月にチャールズ国王(75)ががん罹患を公表してすぐにロンドンに飛んで来た時から、王子は「次は家族3人を連れて来る」と断言していた。国王に「孫2人を見せたい」と繰り返している。王子は、家族そろっての渡英でなければ意味がないと、メーガンさんにも来るようとプレッシャーをかけている。
現在の生活水準が保てるか
だが、オミド・スコビ―氏の暴露本『エンドゲーム』によると、メーガンさんは「二度とイギリスの地は踏みたくない」と主張しているという。自分がイギリスの人たちに好かれていないことを知っていて、二度とブーイングは浴びたくないのだろう。しかし、王子が前述の説得にかかっているため、夫婦間は険悪になっているともいわれている。そのような中、5月にはアメリカから何人が来るのだろう。一家4人そろうのか、王子と2人の子どもの3人か、はたまた夫妻2人か、もしくは王子1人か――。
またイギリスのエクスプレス紙(オンライン)は、ヘンリー王子夫妻の経済状態がひどく悪化していて、現在の生活水準が保てるのは「あと1年ほどだろう」と報じた。一時と比べ収入が激減、その一方で贅沢なライフスタイルに変化はない。今年の始めに「私たちは壊れない」と強気の宣言をした二人だったが、大型契約をしたネットフリックスと来春、更新されるかどうかが影響するともいわれている。
5月の訪英は、新たなドキュメンタリー作品のための絶好のチャンスになる可能性もある。イギリスに行くべきか、行かざるべきか、メーガンさんは悩んでいるのだろうか。
(ジャーナリスト・多賀幹子)