「童顔」がコンプレックスだった
ところが、川島さんの予想に反して、大きな反響があった。
「ただただ朝ごはんを食べて、好きなことを話しているだけなのに、こんなに興味を持ってくれる人がいるんだと驚きました。こんな姿の私でも受け入れてくれるんだって、自信にもなりましたし、うれしかったですね。自分のなかでも、『うみ活』をすることが、日々のモチベーションにもつながりました。仕事の前に見て、『今日も頑張ります』とコメントしてくださる方もいて、やってよかったなって思います」
12歳から女優として活躍してきた川島さんは、過去のインタビューで「童顔」が長年のコンプレックスだったと明かしている。常に人に見られる仕事ゆえ、多感な時期には悩みもあったようだ。
「コンプレックスを感じたのは、この仕事を始めてからですね。やっぱり人に見られるようになると、いろんな意見があって、自分も気にしてしまって。実際の年よりも若い役が多かったり、年齢を言うと驚かれたりすることに恥ずかしさを感じていた時期もありました。本当はこうなりたいとかこう見せたいのに、そうなれない、見られないっていうギャップに、コンプレックスを感じてたんだと思います」
しかし、今では「見た目をこう見せたいっていうのはなくなってきたかもしれません」と話し、童顔も強みに感じているという。
「今は特に深く考えてないですね。いつ見てもこの顔なので(笑)。そういう考えになったのは、何かがきっかけというよりも、時間がたつにつれて、という感じです。大人っぽく見せたくても難しいので、年齢を重ねて、いろいろな経験をしていくなかで、人として大きくなれたらいいなと思っています」