その演技力の高さから「モンスター俳優」とも称される蒼井

山里亮太との夫婦関係は円満

「蒼井さんは朝ドラ、山里さんは朝の情報番組のMCと期せずして夫婦で“朝の顔”となりました。1歳になったばかりの娘さんの預け先問題などもあるようで、遅くまで子どもを預かってくれる保育園の情報を集めるため東奔西走しているという報道もありました。山里さんも多忙を極めていますが、妻を助けようという気持ちは強く、家事や料理を手伝うことも多いそうです。ワンオペ育児を体験した際は、そのあまりの大変さを痛感したそうで、『一生家で疲れたって言わないって思った』とラジオ番組で話していました。家事の最中に娘が泣き出し、家事とあやしを同時進行で行ったことも明かし、その経験を踏まえて『(蒼井は)すげえなと思った』と話していました」(前出のテレビ情報誌編集者)
 

 芸能評論家の三杉武氏は蒼井についてこう評する。

「蒼井さんは、間違いなく日本を代表する演技派女優の一人です。とくに映画初主演作の『リリイ・シュシュ~』の演技は今でも強く印象に残っていますが、それぞれの作品の世界に溶け込み、役を際立たせる自然かつ巧みな演技は彼女のファンならずとも認めるところでしょう。独身時代は“魔性ぶり”が一部で取り沙汰される一方、私生活をあまりオープンにせず、神秘的な部分も持ち合わせていました。それだけに、結婚後の役者としてのイメージの変化も興味深いところでした。ふたを開けてみれば、出産後はテレビ番組などでママらしい自然体な発言もみられ、視聴者からも好意的に受け取られているようです。『ブギウギ』でも相変わらずの存在感を放っていますし、他作品での活躍も楽しみです」

 蒼井にしか出せない独特の世界観が、母親になってどう進化するのか楽しみだ。

(高梨歩)
 

暮らしとモノ班 for promotion
2024年この本が読みたい!「本屋大賞」「芥川賞」「直木賞」