最近のpecoさん(インスタグラムより)

 昨年10月から「peco & ryuchell子育て日記―新しい家族のかたち」をリニューアル。pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」として再スタートしました。今回のお話は「息子くんの習い事」について。

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 先日、テレビを見てたら、お相撲をやっていました。そしたら、息子がめっちゃ真剣に見始めて、「すごい楽しかった。やりたい」と言ってくれました。お相撲は周りにも習っている子はいませんし、まったくの想定外で驚きました。

 でもサッカーとか野球とか習い事の“王道”ではなく、自分の気持ちから相撲に惹かれて「やりたい」と言ってくれたことが最高だなと思いました。私は息子がやりたいと思ったことを応援したいと思っています。

 まずは相撲教室を見学しようということになり、スマホで「東京」「相撲教室」と検索して、一番上に出てきた教室に問い合わせて、行くことにしました。

 教室に行ってみたら、息子くらいの子どもから高校生まで幅広くいるんですね。まわしを締めている人が目の前にたくさんいて、高校生くらいになると、もう本格的に稽古をしていました。息子くらいの年齢でも相手を押す練習などをしていました。

 私は初めて見たので、圧倒されてしまいました。息子も「すごいすごい」と言っていました。

 教室の先生が「まわしを締めてやってみる?」と言ってくれましたが、見るだけにしました。1時間半くらい息子はずっと集中して見ていました。

 お相撲の世界は私は全然わからないので不安もありました。教室に行ったときも習字で「押せ」「倒せ」と書かれた紙が貼ってあって、私はそんなことを言ったことがないから、「息子がやると言ったら、私もだいぶ気合いが必要だな」「覚悟がいるな」なんていろいろと考えていました。

 安心した点もありました。先生が「勝ち負けではなく、自分の相撲がとり切れるかどうかが大切だ」と言っていて、そのマインドはすごく共感できると思いました。

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一児の母、タレント・ブランドプロデューサー。1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に人気を集め、パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気。

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見学が終わり「どうする、やりたい?」と聞いたら