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「少しのものとお金で暮らす」というと、何かを我慢するイメージを抱いてしまうだろう。月の生活費7万円以下で暮らすYoutuberのかぜのたみ氏が実践したのは、「我慢」ではなく、余計なものを背負い込んでしまった「お金の流れ」を見直すことだった。著書『低コスト生活 がんばって働いている訳じゃないのに、なぜか余裕ある人がやっていること。』から、かぜのたみ氏の「1か月のお金と時間の使い方」について、一部抜粋・再編集して紹介する。

【図版】まず見直したい! 固定費とは?

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 これまで試した中で、お金が貯まりやすくなると強く実感したのが、「月前半は使わない、月後半は豪遊式」という、お金を使うタイミングに関する仕組みです。

 お金を使うタイミングをざっくり決めるだけで、これほど浪費が減って、楽しみがより楽しみになるとは! と、この仕組みを取り入れはじめた当初は、非常に驚きました。

 お金を貯めるのは我慢や節制ばかりかと思いきや、です。

「月前半は使わない、月後半に豪遊式」とは、月前半の出費は、必要最低限の食料品を買うくらいに留め、後半に予算を使いたいことに使う(豪遊する)というものです。そのほかの難しい決まりは何もありません。

 この方法は私が発案したものではなく、以前とあるネット記事で知ったものです。

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かぜのたみ

かぜのたみ

「暮らしと自分をととのえる」をテーマに、YouTubeでの音声配信「かぜたみラジオ」のパーソナリティをつとめる。仕事での無理がたたって心身の調子を崩して以来、持ち物やお金の使い方、働き方など生活にまつわるあらゆる側面を見直し、月の生活費7万円以下の暮らしにたどり着いた。ラジオでの柔らかな語り口と、物事の本質をつく鋭い内容が話題を呼び、SNSフォロワー数は8万人を突破している

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