ジュエリードレッサー賞の20代部門で受賞した吉高由里子(2014年)

30代になって私生活が落ち着いた

 また、今回の大河ドラマ光る君へ」でも、今まで自身が触れてこなかった書道や琵琶、乗馬、舞などを役作りのために習っていると告白(12月11日の初回試写会)。普段は左利きだが劇中では文字を書くのが右手ということで、筆のシーンの撮影前には30分ぐらい時間をとって、書く練習をしてから本番に入っているとも明かしていた(「ORICON NEWS」1月5日配信)。

 プライベートも含めて「30代になって吉高は変わった」と言うのは民放ドラマ制作スタッフだ。

「吉高さんは20代のころは恋多き女性で、ミュージシャンや人気俳優と多くの浮き名を流してきました。酒豪としても有名で、この頃は『お酒を飲むと“二重人格”になる』と共演者から言われていたほど。しかし、近年は昨年6月に一般男性との熱愛が報じられたくらいで、浮いた話やヤンチャ話はほとんどありません。30代になって、かなり落ち着いてきたと思います。その一因として、『花子とアン』が終わった後の26~7歳のころに、約2年間休養したこともあると思います。これをきっかけに仕事のペースをゆるやかにしたことで、公私ともに慌ただしさから解放されたのではないでしょうか。今は一つの作品に集中するというスタンスだからこそ、近年は出演作に外れがないのかもしれません。今は俳優として心技体が充実しており、確かな演技力が発揮できる状態なのだと思います」

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